鶴岡・酒田 1泊2日|東北なのに週末で行ける庄内の旅プラン例
舞台:庄内(鶴岡・酒田)
「杉並木と、クラゲと、日本海に沈む夕日」──羽田から庄内空港まで約1時間、着陸してすぐ観光に入れます。
Day 1|羽黒山と、鶴岡の食
時間 内容
11:00 庄内空港着(羽田から約1時間)→ レンタカー
12:00 鶴岡市街で庄内の昼食。 在来野菜や庄内浜の鮮魚が味わえます
14:00 羽黒山。随神門から続く杉並木と石段が主役。国宝・五重塔が見どころ
16:00 鶴岡市立加茂水族館(クラゲドリーム館)。クラゲ展示数世界一。アートな写真が残せます
17:30 湯野浜温泉または湯田川温泉へ。湯野浜は海に沈む夕日を部屋やお風呂から
18:30 夕食。庄内の郷土料理、宿によっては山伏の精進料理を軸にしたコースも選べます
Day 2 午前| 酒田の町と、港の朝
時間 内容
9:00 宿を出発、酒田へ(車で約40分・公共交通機関で約1時間半)
9:45 山居倉庫、ケヤキ並木と黒塀の米蔵、庄内=米どころをこの1箇所で語れる場所
11:00 本間家旧本邸で武家屋敷に浸る、または日和山公園から港と日本海を眺められます
12:00 海鮮市場で昼食。庄内浜の地魚、お寿司を
空港が酒田と鶴岡のちょうど中間にあるので、北へ向かう(鳥海山麓)か、南へ向かう(鶴岡・大山)かの二択 好みで選べます
~DAY2 午後 Aルート|北へ、鳥海山の水と海岸へ~
(自然派向き 庄内の「もう一段奥」へ)
時間 内容
13:30 丸池様(遊佐町)。湧水だけでできた池
底の倒木まで見える、青緑の異様な透明度
所要30分ほどの小さな場所ですが、このプラン随一の「知られていない絶景」
14:30 十六羅漢岩(吹浦)
日本海の岩礁に彫られた羅漢像
波と岩と仏、という庄内らしい取り合わせ
15:15 鳥海山の裾野を眺めながら南下
鳥海山が拝めるかは運試し
時間があれば玉簾の滝へ立ち寄り
16:00 酒田市街で土産(庄内米・地酒) → 庄内空港へ
16:45 空港着
~DAY2 Bルート|南へ、土門拳と酒蔵~
(文化・食べ飲み派向き 雨天でも成立するコース)
時間 内容
13:30 土門拳記念館
日本を代表する報道写真家の全作品を収蔵する、写真専門の美術館
建築と庭園も含めて静かで質が高い。「通好み」を体現する一館
15:00 南下して鶴岡市大山の酒蔵地区へ
狭い区域に酒蔵が集まる、庄内の酒どころ
15:45 酒蔵見学・購入(要予約)
16:45 庄内空港着
このプランについて
東北なのに、週末で行ける。杉並木と、クラゲと、日本海に沈む夕日
東北の日本海側、と聞いて具体的な景色が浮かぶ方は、そう多くないと思います。ガイドブックの東北特集をめくっても、たいてい数ページで通り過ぎてしまう。
けれど、羽田から一時間の飛行機を降りて、その日の午後には樹齢数百年の杉並木を歩いている——庄内は、そういうことが本当にできてしまう場所です。
情報が少ないのは、魅力がないからではありません。ただ、知られていないだけです。
一日目|杉並木を上がって、海の見える宿へ
庄内空港に降り立って、まずは鶴岡で昼食を。この土地は米と魚と在来野菜の産地で、特別な店を探さなくても、普通の店が普通においしい。 旅の最初に幸せな食事を。
午後は羽黒山へ。随神門をくぐると、そこから先は空気がはっきり変わります。両側に立つのは樹齢三百年から六百年の杉。石段は二千段を超えますが、国宝の五重塔までなら往復一時間弱。そこで折り返しても、この山のいちばん濃い部分は十分に味わえます。見どころの五重塔は彩色も装飾もない、素木のままの塔。
夕方は加茂水族館へ。クラゲの展示数は世界一。円形の巨大な水槽に光を受けたクラゲが漂う光景は、写真で見るより実物のほうが静かで圧倒されます。
宿は日本海沿いの温泉へ。晴れていれば、部屋から海に沈む夕日が見えます。 夕日が海に落ちる——日本海側ならではの景色です。
二日目|米蔵の町、酒田へ
車で四十分ほど北上して酒田へ。
山居倉庫は、明治期に建てられた米の保管倉庫。黒い板塀が続き、その裏手にケヤキの大木が並びます。装飾のためではなく、日よけと風よけとして植えられた木々です。用のために作られたものが、結果として美しい。 庄内という土地を一枚で説明するなら、たぶんこの場所でしょう。
日和山公園まで足を伸ばせば、港と日本海が見渡せます。かつて北前船で栄えた町の名残が、坂と社寺と旧家のかたちで残っています。
昼は庄内浜の地魚を。午後は庄内をもう一段だけ奥へ進みます。
北へ向かえば、鳥海山の伏流水がそのまま池になった丸池様。湧き水だけでできた小さな池で、底に沈んだ倒木の形まで見えるほど澄んでいます。水の色は季節と光でまるで変わり、同じ写真が二度と撮れない場所です。海沿いに出れば、岩礁に直接彫られた十六羅漢岩。波をかぶりながら、百五十年ここに立っています。
南へ向かうなら、土門拳記念館へ。昭和を記録し続けた写真家の全作品が、この静かな一館に収められています。庭を含めた建築そのものが作品のようで、旅の最後に言葉が少なくなる時間です。そのまま鶴岡・大山の酒蔵地区へ抜ければ、庄内の米が酒になったかたちを味わって帰れます。
どちらに振るかは、当日の天気とお気分で決めていただいて構いません。
体力に合わせて外しても問題なくルートを作ってあります。
ご相談のうえ、ご希望に合わせて組み込みます。
こんな方に
- 定番の東北はひととおり行った、という方
- 人が多い観光地に少し疲れている方
- 二人で、静かに、よく話せる旅にしたい方
- 「週末しか取れないけれど、ちゃんと遠出した気持ちになりたい」方
いちばんおすすめの季節
五月から六月の新緑、そして九月から十月。特に秋は、新米と新酒と魚が同時にそろう、この土地が一年で最も豊かな時期です。
冬の庄内には寒鱈や雪景色といった別格の魅力がありますが、天候による欠航・道路状況のリスクがあります。冬季をご希望の方には、余裕を持った行程と代替案をセットでご提案できます。
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